スズキソリオMZを買いました!
とても良いクルマです。毎日ウキウキでドライブしています!
この記事では、元ドイツ車ディーラー勤務だった筆者が、
- なぜスズキソリオMZを選んだのか?
- いくらで買ったのか?
- お得に購入するには?
- 納車までの期間は?
- 外観・内装はどんな感じ?
- 安全装備って?
- 実際のところ、乗ってみてどうなのか?
を中心に、購入前に知っておきたいポイントをレビューします。
元ドイツ車ディーラー勤務ですが、走行性能などメカは正直分かりません。
お得に買える時期などの自動車ディーラーの内部事情と、
女性目線での居住性や生活の足としての使い勝手を中心にレビューします。
スズキソリオMZ 選定の理由と値段
新しいクルマを選定するにあたり、条件は以下の3つでした。
- 普通車(小型のハイトワゴン)
- ハイブリッド車
- 出来るだけ安い
今は各社のウェブサイトでオンライン見積もりが出来るので、トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・スズキの5社で比較した結果、同じようなスペックと装備では、スズキのソリオが圧倒的な安さでした。
ハイブリッド車SZ/MZ/MXの中でも、以下の理由でMZを選びました。
・SZは20万円の価格差の割に燃費の差が微妙
・MXに欲しい装備を付けるとMZと変わらない
⇩ ソリオMZで最終的に支払った金額は、2,330,000円です。
スズキソリオ HYBRID MZ 全方位モニタ付きナビゲーション装着車 | 2,094,400 |
全方位モニタ付きナビゲーション | 187,000 |
車体本体値引き | ▲110,000 |
オプション(ETC・ドラレコなど) | 92,862 |
オプション7万円プレゼント | ▲70,000 |
諸費用(手数料・税金・自賠責等) | 187,220 |
下取り(トヨタBb 平成12年式 走行距離20万㎞超え) | ▲51,482 |
合計 | 2,330,000 |
ラッキーだったのは、イベント開催中でオプションが7万円引きになったことと、20年以上乗って走行距離が20万㎞を超えていたBbを約50,000円で下取りしていただいたことです。
もし下取り金額に納得いかないときや、もっと高く買い取ってもらいたいときは、買取業者さんで査定してもらっても良いでしょう。
全国どこでも引取りOKで、来店や自宅での実車査定が不要な業者さんだと気軽に相談できます。
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一般的に自動車の購入は決算期がお得と言われていますが、納車までに時間がかかる現在はそうとも言えません。
なぜなら自動車ディーラーの売上は契約日ベースではなく、登録日ベース。
最近は、登録・納車までの期間を逆算して、良いタイミングでお買い得イベントを開催する傾向が。
つまり、ディーラーが何らかのイベントをしているときが、なんだかんだお得だと思います。
スズキソリオMZ 納車までの期間
正式な注文は2024年6月上旬でした。
その時点での納車の予想は8月から9月、遅ければ10月とのことでしたが、実際に納車されたのは8月上旬。
結局納車までの期間はちょうど2か月でした。
6月は比較的注文の少ない時期だそうですが、それでも2か月かかりました。
スズキソリオMZ 実車レビュー 外観
⇩ 真正面から。ヘッドランプとフォグランプは、SZとMZにのみLEDが使用されていて差別化してあります。
⇩ 後ろから。
⇩ 給油口は左側にあります。ドアミラーにはLEDサイドターンランプがあり、これもSZとMZのみの仕様。
⇩ 運転席側。ちなみにアルミホイールは標準です。
⇩ マイルドハイブリッドのエンブレム。
⇩ フロントのエンブレムの横にはカメラが付いています。
⇩ 後方にもカメラ。
⇩ カメラ部分のフロントガラスが汚れていると安全性能に支障が出るらしいので、キレイにに保たなくては。
キャラバンアイボリーパールメタリックを選んだのは、黄砂が目立たないからです。
スズキソリオMZ 実車レビュー 内装
運転席まわり
⇩ 運転席のドアを開けたところ。
⇩ 黄色の矢印はリクライニング、赤の矢印は座席を上下に調整するレバーです。
⇩ ガラス面が多く、左右の端も良く見えます。
⇩ 運転席に座り最初に目に入るのが、SZとMZにのみ装備のヘッドアップディスプレイ。
これは見やすいです!ナビの矢印までここに出ます。運転中はこれしか見てないです。
⇩ ヘッドアップディスプレイ以外は、センターに集約されています。
⇩ メーターはアナログですが、パネルの右側はディスプレイになっていて、好みの表示に変えることができます。
⇩ ナビ・車両情報・オーディオが表示されるホーム画面。
知りたい情報の箇所をタップすると詳細な画面に変わります。
操作は直感的なので、信号待ちの間に素早く表示切替ができます。
なお安全のため、走行中は操作できないようになっています。
もちろんBluetoothでスマホとつないでポッドキャストも聞けますよ!
⇩ オートエアコンもシンプルで使いやすい。
⇩ USB電源はType-AとType-Cが一つずつ。従来のアクセサリーソケットもあります。
⇩ ソケットの下にはちょっとした収納があります。
USB充電ケーブルをここに収納すると便利ですよ
⇩ SZとMZは本革巻のハンドルで、ピッタリ吸い付くような握り心地が最高です!オーディオ操作もハンドルでできます。
⇩ プッシュ式のエンジンスイッチ。
⇩ ハンドルの右下にはいろんなスイッチがありますが、普段は触ることはありません。
⇩ 運転席側のドアの内側には、ボトルホルダーやスクレーパーが入るポケットがあります。
⇩ インパネアッパーボックスにオプションのETCがキレイに収まっています。USB端子とスマホが入るくらいのスペースがあります。
⇩ 運転席側のバイザーには、駐車券にちょうど良いカードホルダー。
⇩ カードホルダーを上げるとミラーがあります。
⇩ センターのバックミラーの上にも収納があります。
⇩ 開けると内張りもしてあるので、サングラスを入れるのにちょうど良いです。
⇩ 助手席のシートと背もたれの間には、布製のつまみが。
⇩ つまみを引っ張るとシートが開き、中には深さのある収納があります。
⇩ 取っ手がありケースごと持ち出せる四角いバケツのような形状なので、水漏れの心配もありません。
またフロントシートセンターウォークスルーのため運転席と助手席の間が広いです。
ここに通勤用の大きなトートバッグがすっぽり入るので便利です。
運転席周りにいろんな機能や収納が集約されて、とても使いやすいです
助手席まわり
⇩ 助手席側を見てみましょう!
⇩ 四角い牛乳パックも入るドリンクホルダーと、角度が付いて落ちにくいインパネトレー。グローブボックスには分厚いマニュアルが。
⇩ 助手席側のドアにもボトルホルダーとポケットがあります。
運転席と助手席には、シートヒーターも付いていますよ!
後部座席まわり
⇩ SZとMZは左右ともスライドドアが電動です。抜け感がハンパない。
⇩ 乗降時にうれしい、しっかり持てるグリップがあります。
⇩ 乗降グリップは反対側にも上部にも付いています。
⇩ ただ年老いた父親は前席のシートにも掴む取っ手が欲しかったようなので、以下のグリップハンドルを2つ、通販で購入しました。
⇩ 後部座席の足元も広いです。
⇩ 飛行機や新幹線のようなトレーがついています。
⇩ SZとMZの室内上部にはサーキュレーターがあり、車内全体の温度差を解消。
⇩ サーキュレーターなので風量の大小のみですが、後部座席から調節が可能です。
⇩ 後部座席も前後にスライドできます。
⇩ 右側だけ座席を前に出してみました。
⇩ 後部座席の左右は独立してるので、前後の位置も背もたれも別々に調整できます。
⇩ 後部座席のひじ掛けもあります。
⇩ 後部座席の窓の下中央にツマミがあるのが分かりますか?
⇩ ツマミを上げるとシェードが出てきて、直射日光や一目を避けることができます。
⇩ 後部座席には3人座れます。中央に座る方用のシートベルトバックルもあります。
⇩ 中央のシートベルトは、後方の天井から引き出します。
⇩ 拡大してみました。天井にきれいに収まっています。
⇩ 引き出すと、中央の方のシートベルトのセット方法が明記されているので安心。
⇩ 中央座席のシートベルトをセットしてみました。
たぶん後部座席の中央に人が座ることは滅多にないのですが、いざという時に3点シートベルトがあるのは安心です
⇩ 後ろのトランクからも後部座席は前後スライドや背もたれを動かすことができます。
⇩ 大量の荷物でも大丈夫。
トランク
⇩ ドアはハッチを上げるタイプなので、雨の日でも濡れません。
後部座席を一番後ろにしていても、スーパーのマイバスケットが横に2つ並べられるサイズです。
⇩ トランクの底板を外すとサブトランクが出てきます。昔はスペアタイヤがあった場所が、今は収納として活用できます。
私はここにブースターケーブルと三角表示板を入れてます
スズキソリオMZ 実車レビュー 安全装備
数ある安全装備の中で、私がこれは良い!と思った機能をレポートします。
発進前の周辺確認をサポートする「3Dビュー」
⇩ 車に乗りエンジンをかけると車を中心にぐるっと一周表示され、障害物を確認できます。
全方位モニター
⇩ 車庫入れのサポートはとてもありがたい。
⇩ スズキのウェブサイトから引用した動画です。
後退時ブレーキサポート
⇩ 後退時ブレーキサポートは、車止めの無い駐車場では本当に助かります。
ヒルホールドコントロール
AT車でも急な上り坂での発進時には、クルマが一瞬後ろに下がっていましたよね?
ソリオではブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える瞬間に一時的に最長2秒間ブレーキが作動するので、後ろに下がることなく安心です。
もう坂道発進で緊張することはありません!
先行車発進お知らせ機能
信号待ち中にナビを見ていて気が付いたら青になってて、焦ったことはありませんか?
ソリオでは前のクルマが発進して約4m以上離れてもブレーキを踏んでいると、ピピッという音とメーター内の表示で教えてくれます。
オートライトシステムとハイビームアシスト
何もしなくても、明るさや暗さに応じてヘッドランプなどを自動で点灯・消灯してくれます。
またヘッドランプをハイビームにして走行中、前方に対向車や先行車がいたり、明るい場所になると自動でロービームに。
対向車や先行車がいなくなったり、周囲が暗くなると自動でハイビームに戻ります。
つまり照明に関しては、何も気にしなくて良くなりました。
イモビライザー(国土交通省認可品)
エンジンを掛けた時に、携帯リモコンと車両側のIDコードを電子認証しています。
もし不一致の場合はエンジンがかからないので、車両盗難防止に効果を発揮。
高級車のイメージのイモビライザーが、ソリオにも搭載されています。
デュアルカメラブレーキサポート
夜の歩行者を検知してくれる衝突被害軽減ブレーキ。
衝突の可能性が高まると自動で強いブレーキをかけてくれます。
これにより衝突を回避、もし衝突したとしても被害の軽減を図ってくれます。
これはさすがに実感したことは無いのですが、とても心強い機能です。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]
高速道路や自動車専用道路での運転や渋滞時に力を発揮するACC。
ハンドルのACCスイッチを操作すれば、あとは自動で加速・減速、停止まで追従してくれます。
ただし慣れると快適過ぎてボーっとしちゃいそうでちょっと怖い。
スズキソリオMZ 実車レビュー 改善希望ポイント
ソリオはとても良いクルマで大した不満は無いのですが、あえて重箱の隅をつついて、以下の2点が改善してほしいポイントです。
運転席の座面が長い
⇩ 見た目ではあまり分かりませんが、運転席に座ると座面が長く感じます。
私は身長が低いので特にそう感じるのだと思いますが、運転席に座ってアクセルやブレーキのペダルを踏むとき、ふくらはぎが座面の端に当たるのです。
もし長靴やロングブーツを履いていたら、ふくらはぎ部分が干渉して絶対に運転できないと思います。
最近はもう慣れましたが、最初は違和感がハンパ無かったです。
ヘッドレストが前傾し過ぎ
⇩ ヘッドレストが前傾してるのが分かりますか?
運転席に座ると常に後頭部の上の方だけにヘッドレストが当たります。
運転中は常に少しうつむいておかなくてはいけない状態です。
本当は姿勢良く運転したいのですが、このヘッドレストのせいで猫背気味に。
ヘッドレストを一番上まで上げる+背もたれを少し倒すことで対処していますが、どうにかならないでしょうか???
とは言え、ソリオは本当に良いクルマです。
小回りが利いてコンパクトな車を探している方には本当におすすめします。